目標5万円、「100円貯金」の途中経過

100円貯金」を始めた理由

 娯楽目的で、今年の3月1日から、「100円貯金」を始めてみた。

老後資金を形成するための積立投資は、既に始めているが、この「100円貯金」はそれとは別で、お気軽なゲーム感覚で始めたものである。

 労と資金形成のためには、月々の投資額をなるべく多く増やせばいいのだが、そのためには、節約が不可欠となる。しかし、私の場合は節約の本格的な実行が遅れていて、それに先立って何らかのトライアルとして貯金をやってみたかったのである。 

週に5千円の目標は達成されたか?

 貯金を本気でするには、目的(使用使途)と、数値目標を設定することが不可欠である。

ある程度強いモチベーションが無いと、続かないからである。

 私の場合、もっぱら「娯楽」目的で、数値目標は2か月強(10週間)で5万円貯めることを目的とした。

 従って、週当たり5千円ペースで貯金をしていくことが必要となる。

貯金は、500円玉貯金用の、よくある円筒型の貯金箱を使用することとした。

 この種の、貯金箱にお金を入れていくタイプの貯金は、途中で貯金箱を開けないで、ある程度貯まったと思われるタイミングで開ける人が多いかも知れない。

しかし、私の場合は、レビューをしたかったので、毎週チェックをすることとした。

 とは言え、3/1から貯金をスタートして、今日が3/14なので、初っ端から週次のレビューをすっ飛ばしてしまい、2週間経過後が最初のレビューとなった。

 貯金箱を開けてみると、このような結果であった。 

  • 千円札×9
  • 500円玉×4
  • 100円玉×11

合計 12,100円

 

週の貯金目標が5千円で、2週間経過じであるので、1万円あれば目標達成であるところ、

1万2千円を超えていたので、合格点である。

 もっとも、そのうち1500円(500円玉×3枚)は、数年前に挫折した500円玉貯金の残りであるので、実質的には、2週間で1万と600円であり、ギリギリ目標達成というのが実態である。 

貯金の原資

 100円貯金」に「貯金の原資」は大げさだが、今後の実行可能性等を検証するのに、記憶が鮮明なうちに、その原資をチェックすることとした。

 だいたい、こんなイメージかなと思われる。 

・500円玉×3枚

⇒数年前に挫折した「500円貯金」の残り 

・千円札×9枚の内訳

⇒基本週次で受けている指圧・マッサージが予約を取れなかったので、その一部(3千円)

⇒飲み会の支出が想定よりも安かった分(2千円)

⇒ホワイトデー用の支出が想定よりも安かった分(千円)

⇒会社のイベントでランチ代が浮いた分(千円)

・100円玉×11枚の内訳

⇒もらったクオカード等で浮いた分

こうして見ると、本来支払う予定のものがキャンセルになったり、想定していた支出よりも低かった分の千円札貯金が大半ということになっている。

 貯金というと、効果をコツコツと貯めていくというイメージがあるものの、私の場合は、ほとんど寄与していない結果となっている。 

今後の見通し

 最初の2週は、何とか目標を達成したものの、指圧・マッサージの予約が取れなかったことや、飲み会・ホワイトデーの出費が想定より低かったこと等は、恒常的に発生する事象ではない。他方、100円玉は2週間で11枚しか貯まっていないので、ここは改善の余地がありそうだ。

 とりあえず第3週目は、100円玉貯金をなるべく意識的に頑張って、千円札貯金の減少分をカバーしようと思う。とにかく、次回は1週間後に貯金箱を開けて検証してみるつもりである。

 ただ、良かった点は最初の2週間は、貯金の実行に際して、特にストレスとかプレッシャーを感じなかった点である。ストレスが貯まると続かなくなるので、この点、上手くコントロールして続けて行きたい。貯金もゲーム感覚になって、貯金を続けること自体が楽しくなるとしめたものだが、その域に達するまではまだまだ時間がかかりそうだ。

 とにかく、何とか目標の5万円は達成してみたい。