私は2024年から定年準備をやり始め、老後資金に向けて積立投資を始めたところである。
ただ、定年準備というのは「お金」の話しだけではなく、「娯楽」や、「生き方」そのものなど、いろいろと調べたり考えたり、人から話を聞いたり、いろいろとやらなければならないことがある。
このため、自分自身が納得できるような定年準備が完成するのは、まだまだ先の話であるが、2025年になったので、とりあえず、今年中にやってみたいことを順不同で10個ほどあげてみたい。
①生命保険の勉強
私は生命保険には全然詳しくない。
現在は、何も考えることなく、月2万円程度の医療特約付きの定期保険(終身部分無し)に入り続けている。
当然、定年後は定期保険による大きな保障は不要となるので、見直しをすることによって、生命保険代を浮かせて、その分を積立投資に振り向けようと思っている。
そこで、2回ほど、ほけん百花を訪れ相談してみたのだが、アドバイスの方向性が違っていて、私は全然わからないままである。
やはり、「定年後と保険」について、基本的なところから理解する必要がありそうなので、一度、生命保険に詳しいFPのところに相談に行って、自分自身が理解できるようにしたいと考えている。
②年金の勉強
私もそうだが、日本のサラリーマンは年金がよくわかっていない人は結構多いと思う。
社会保険の源泉徴収、企業年金等、全て会社がやってくれるので、任せきっている状態だからであろう。
このため、毎年、「ねんきん定期便」の見方もろくすっぽわかっていない。
これは、定年後に受け取ることができる年金の金額が中心であると思われるが、どのタイミングで受け取ればいいのか、また、その判断基準については別途自分で調べて考える必要がある。
そこで、2025年中に、私はとりあえず基本的な本を読んで年金について大まかな理解をし、その上で、年金に詳しいFP等に相談したいと考えている。
③「100円貯金」の開始と検証
別のブログ記事で書いたが、私は「100円貯金」を2025年内にやってみようと考えている。
これは、老後資金のための積立投資とは別に、自分のちょっとした趣味・娯楽に使うための少額貯金である。
本来、貯金というのは、まず「目的」を設定した上で、そのために必要な「期間」を定めて、そこから逆算し、月々の必要貯金額を決めていくものである。
しかし、これは、もっとお気楽な娯楽用であり、また、実験的なものでもあるので、私の場合は、大雑把に目標は「5万円」程度として、期間は設けず、反対に、100円貯金を実行して、どれくらいの期間で実現できそうかを知りたいと思っている。
④地方移住の候補地に行ってみる
サラリーマン生活から完全にリタイアすると、理屈の上では、
全国好きなところに移住することは可能である。定年後は、いわゆる「地方移住」が可能となるのだ。
地方移住は魅力的な反面、課題もいくつかあり、現実的に実行できる人は少数では無いかと思う。
私の場合も、実際に完全な地方移住をする確率は低いと考えているが、地方移住は想像するだけで楽しいものであるし、その地方を旅行する際も「地方移住をしたらどんな日常生活になるのか?」という「日常的な」視点を持ってその地を見ることができるのは興味深い。
私の場合、地方移住の候補地としては、宮崎市、松山市が気になっているので、どちらかを2025年中に訪問出来たらいいなと考えている。
⑤ミステリー以外の面白そうな本のジャンルを見つける
定年後はとにかく「時間」はたっぷりとあるので、この「時間」を活かして娯楽を楽しみたいものだ。そして、読書というのはお金をそれほどかけずに楽しむことができるものなので、定年後に読みたい本の裾野を拡げておきたい。
この点、特に読書家でも無い私は、ビジネス書以外ではミステリー小説くらいしか読まなかった。これでh、ダメだと考え、2024年は「歴代直木賞受賞作かつ売行きが良かったもの」、「定年後」を扱った小説、女性の作家が書いた話題作、本屋大賞及びその候補作のうちで面白そうなもの、など読んでみた。
2025年は、歴史物(フィクション、ノンフィクション両方)、IT・テクノロジー系のノンフィクション、投資関係の名著等、いろいろカテゴリーを拡げていきたい。
⑥老後資金1千万円の貯めかたを深掘りする
私自身、老後資金の形成に向けて積立投資を始めたばかりである。
考え方としては、上手く節約をした上で、なるべく多額の月々の積立原資を捻出し、それをインデックスファンドを中心に継続して行くというものである。
ただ、老後資金の貯めかたには、もっと良い方法がある可能性もあり、この点については、
「老後資金1千万円の貯めかた」というテーマにして、何人か、有料でも構わないのでFPに相談してみたいと思っている。
ただ、課題としては、どうやって良さげなFPを見つけるかということであるが、
とりあえずは金融機関のFPに相談系のイベント等があれば参加してみたいと思っている。
⑦月5万円の節約術
上記⑥にも関わることであるが、老後資金の準備については、如何に上手く「節約」して積立資金を捻出するかがカギである。
節約については、既に2024年のうちに本を何冊も読んだが、意外とありふれた、知られた方法が多く、他に節約のテクニックを見つけてみたいと考えている。
この点については、大手のブックオフを訪問する等、まず節約本をもっと多く読んで見たいと思う。
⑧定年後月5万円の稼ぎ方
サラリーマンをフルリタイアした後でも、アルバイトや(ひとり)起業によって、月に5万円でも稼ぐことができると、かなり違ってくるようだ。
それは、お金の問題だけではなく、生きがいや自分の居場所にも関わってくるからだ。
2024年中は、「月に5万円くらいなら飲食店バイトとか警備関係等の現業系でも何でもいいのでは?」と軽く考えていた。しかし、月2~3万円なら、Timeeみたいなスキマバイトでも捻出できそうだが、5万円以上となると、少し大変な気がした。
そこで、(ひとり)起業というほど大げさなものではなく、webを活用したスモールビジネスで月5万円を稼ぐ方法を模索した方が面白いのではないかと考えるようになった。
もっとも、アフィリエイトとかアドセンス、或いは、noteで稼げるようになるのは結構大変だし、そもそもフォロワーが集まらないことには、1円も稼げないまま終了となる可能性が高い。
この点、向き・不向きはあるが、例えば、家庭教師とか、経理・人事・IT・営業等、サラリーマン時代に培った専門性を武器に、少数の集客ができると、月5万円位なら難しくないという話を聞いた。
そこで、自分自身のスキルを売るビジネスの構築方法について、調べて行きたいと思っている。
⑨株主優待生活の勉強
株主優待生活というと、桐谷広人さんが有名であるが、
私もその真似事を定年後にやってみたいと思っている。
それは、原資は100万円程度で、株主優待中心に銘柄選びをして、その優待券を娯楽の一環として使って楽しむというものである。
私はそもそも個別株式投資をしたことが無いので、どんな面白い株主優待銘柄があるのかわからないので、とりあえず、2025年には桐谷さんの本でも買ってみて勉強してみるかと思っている。
⑩ミニマリストの生活を勉強してみる
ミニマリストとは、必要最小限の生活費や持ち物で、快適に暮らす生き方を追求するような人達をいう。
私はこの分野に全く詳しく無いが、最近YouTubeでそれ系の人の動画を見て、楽しそうに思えたので、本を買ったり、YouTubeを見たりして、深掘りしていきたいと考えている。
ひょっとしたら定年後の生き方にも通じるかも知れないと思っている。
以上が、私が2025年にやってみたいこと10選である。
年の途中にでも、進捗を検証をしてみたい。