固定費の節約の主役、「生命保険」の見直し
節約の主役は固定費の削減であり、そして、固定費削減の主役は「生命保険」である。
「生命保険」は、携帯電話代金と並んで、固定費削減の2大項目となっている。
生命保険も携帯電話代金も、いずれも一旦、見直しをして減額すると、それなりの金額を継続的に節約することが可能だからである。
私は20年以上、毎月2万円程度の生命保険に加入している。
生命保険の種類は、よくある医療特約付きの定期保険だ。
私は生命保険には全然詳しく無いが、FPの書籍や動画を見ると、何故か全員が「生命保険は要らない」と目の敵にしている。このため、私も生命保険を見直したいと考えるようになった。
ほけん百花で生命保険の見直しについて相談してみた
本当は、中立的な、生命保険に詳しいFPに相談をすればいいのだが、すぐには適切なFPを見つけることが出来ないので、とりあえず、ほけんの窓口とかほけん百花で相談してみようと考えた。
正月休みの間、たまたま川崎市内の某大手ショッピングセンターに訪問する機会があり、時間的余裕があったので、そこにある「ほけん百花」に行ってみた。
まずは、FPの話と相談の趣旨を告げた
私は、ほけん百花の担当者に、最初に訪問の経緯を告げることとした。
FPにいろいろ相談したところ、みんな口を揃えて「生命保険は不要である。運用系の商品を買うなら自分でインデックスファンドを買った方がいい。また、公的保険があるので必要以上に生命保険に入る必要は無い。」というので、自分も生命保険を見直したいと思うようになりましたという旨を告げたのだ。
そうしないと、おすすめ商品(おそらくフィーの厚い保険)を勧められるだけで、お互いに時間の無駄だからである。
結論的には、定期保険の減額を勧められた
最初に訪問目的と経緯を説明したのが良かったのか、私の生命保険の見直しの話については、割とスムーズに進捗したと思う。
リタイアした後は、今の生命保険を削減できるのかという話が中心であったが、退職金や相続で受け取った資産額、それまでの貯蓄額を含め、相続分として特に支障が無ければ、最低限の葬式代プラスαを賄える程度の金額(例えば500~600万円)あればいいのではないかということだ。生命保険の場合、死亡を証明すれば、銀行や証券会社とは異なり、面倒な相続手続無しでスムーズに相続人が受け取ることができるので便利ということだ。
生命保険の減額は、リタイアした後でいいと考えているが、思った以上に保険代は節約できそうなことがわかった。
勧められた某外資系保険会社の定期保険だと、月々の保険代は4千円未満に削減できる。
(但し、BMIが標準値かつ非喫煙という条件付きである)。
これは結構悪くないと思った。
ついでに、売れ筋の生命保険について聞いてみた
私の相談したい件は、割と短時間で終わったので、興味本位であるが、売れ筋の生命保険のタイプについて聞いてみた。
そうすると、一時払いの米ドル建ての保険商品だという答えが返ってきた。
今は金利が高い時期であり、米ドル建てだと予定利率が5%と悪くないからだ。
そして、300万円程度を一時払いするというのが人気だそうだ。
このあたり、FP達が聞いたら、文句を言いそうに思ったが、私には関係無いので、この商品については特に詳しい話は聞かなかった。
感想
私も機会があれば、今年(2025年)のうちに、生命保険に詳しいFPに相談しようと思っているが、ほけん百花でいろいろと話を聞けて、ある程度参考になった気がした。
節約の手段として、生命保険の見直しを考えているのであれば、とりあえず訪問し易いので、ほけんの窓口とかほけん百花で話を聞いてみるのも悪く無いのではないか?
もちろん、その場で、変な商品を買わされないよう留意する必要はある。
この点、冒頭で「FPに相談したら生命保険は要らないと言われたから、見直しを考えたい」と言うと、余計な商品を勧められないから、いいだろう。
既婚のサラリーマンの場合、月に2万円かそれ以上の保険代を払い続けている人も少なくないだろう。その場合、本当に必要と考えられる生命保険について吟味すると、月にそれだけで1万円以上節約することが可能な様に思われる。
やはり、生命保険と携帯代金は、節約の主役なのではないかと感じた。